展覧会情報
META2025 
開催期間|2025年3⽉20⽇(木)〜 3⽉31⽇(⽉・祝) 会期中無休
開館時間|10:00〜18:00  ※最終日は15:00まで/入場は閉場の30分前まで
会場|神奈川県民ホールギャラリー(神奈川県横浜市中区山下町3-1)
入場料|無料
出品作家|市川裕司、岡村桂三郎、梶岡俊幸、金子富之、木島孝文、齋藤典彦、
     佐藤裕一郎、財田翔悟、竹内啓、多田さやか、千葉大二郎、土井沙織、
     長沢明、中根航輔、
樋口広一郎山本直彰、山本雄教、吉田有紀
主催|META展実行委員会
共催|神奈川県民ホールギャラリー(公益財団法人神奈川芸術文化財団)
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METAは2005年、METAⅡという展覧会を初めて神奈川県民ホールギャラリーで開催しました。それから20年、時代とともにメンバーや発表の意義が変容しながら、県民ホールギャラリーの広大なスケールを持つ空間に挑戦し続けてきました。
その挑戦は空間に対するものだけではありません。アカデミックな環境で「日本画」を学び、その出自を背負いながら、現代美術において何を発表することができるのかを模索する試行錯誤が、県民ホールギャラリーの空間への挑戦とともにMETAの活動の歴史に刻まれていったと言えるでしょう。そしてメンバー個々の活動を隔年ごとにこの県民ホールで披露することが、参加アーティストや鑑賞者に互いに刺激を与えてきたことは間違いありません。
日本画がMETAにとって一体どのような意味を持ってきたのでしょうか。日本が近代化する中で、国策として推進された美術のジャンルとしての「日本画」は、戦後や21世紀の今日においてどのように変容し得るのかが問われ続けています。メンバーの多彩な活動は、こうした問いに真摯に、時にはユーモラスな角度から応答し、日本ならではの美術表現やその歴史の構築に寄与していると考えています。
県民ホールの休館が目前に迫る中、本ギャラリーでの最後の展示をMETAが飾ることになり、これまで参加したメンバーにも出品を呼びかけました。20年間にわたって県民ホールギャラリーで発表してきたこと、そして閉館という大きな節目を迎えるにあたり、META展を開催できることに感謝しつつ、制作への飽くなき探求と、終わりのない挑戦への決意をお見せできる機会にしたいと思います。


関連イベント​
3/20(木・祝)  
〇オープニングレセプション

 時間|14:00-15:00
 登壇者|中野仁詞(キュレーター/公益財団法人神奈川芸術文化財団)、市川裕司、長沢明
〇アーティストミーティング

 時間|15:00-16:00  

3/29(土)
〇ギャラリートーク
 時間|14:00-15:00
 登壇者|金子富之、木島孝文、佐藤裕一郎、多田さやか、中根航輔
〇パフォーマンス
 時間|16:30〜17:30
 企画|フル草津(瀬藤康嗣、三浦秀彦)          
 一柳慧《Distance》(1962)、La Monte Young《Composition 1960  #7》(1960)、             

 フル草津《神奈川県民ホール クロージングのための新作》(2025)ほか
  ※パフォーマンスの参加者を募集します。詳細は神奈川県民ホールホームページでご案内します。
 3/30(日)
〇ギャラリートーク
 時間|14:00-15:00
 登壇者|市川裕司、財田翔悟、山本雄教、千葉大二郎
3/31(月)
〇座談会「これまで」
 時間|13:30-15:00
 司会|野地耕一郎(泉屋博古館東京 館長)
 登壇者|斉藤典彦、長沢明、岡村桂三郎、竹内啓、樋口広一郎
〇座談会「これから」
  時間|15:00-16:00
 司会|市川裕司
 登壇者|梶岡俊幸、財田翔悟、多田さやか、土井沙織、山本雄教
 時間|16:00-17:00
 司会|吉田有紀
 登壇者|藤嶋俊會(元神奈川県民ホールギャラリー学芸員)×山本直彰 

〇クロージングセレモニー
 時間|17:30-
常時開催
〇グラフィティウォール
自由にメッセージを描けるこのフリースペースで、神奈川県民ホールに思い出を残そう


急な予定変更がある場合がございます。
最新情報については神奈川県民ホールwebサイトおよび各種SNSをご覧ください。 
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